6月10日 全国発売!
作家いしいしいんじの最新刊「みさきっちょ」
いしいしんじが三崎で過ごした奇跡の日常。
町の情景やお店、人物などすべて実名で登場。
ドキュメンタリーのようでファンタジー。
いしいしんじの見た風景、聞こえてくる言葉、
すべてがいつでも思い出せる。
きっと、自分が住むが町が、
もっと好きになる一冊。
絵本作家 長谷川義史の「三崎スケッチ」も見所のひとつ。
(右)
いしいしんじ
作家。船。1966年、大阪にてこの世へ進水。母港は三崎。現在、京都で操業中。この世に存在しない獲物をこの世へ引き揚げてくる延縄漁を主な漁法とする。子舟の「ひとひ」を溺愛するあまりたびたび沈没しかけ、操舵手の「そのこ」にはまったくもって頭があがらない。燃料はおもに、音楽と詩とお酒。この世でいちばん好きな場所は、晴れの日のまるいち魚店の店頭。この世でいちばん好きな音は、レコードの盤面に針が落ちたときの音。いつか三崎へ帰港する日を心待ちにしながら、風まかせ、波まかせに航海をつづけている。これまでの主な漁獲は、「ぶらんこ乗り」「かじき釣り」「港、モンテビデオ」「トリツカレ男」「ポーの話」「ある一日」「海からの風」「麦ふみクーツェ」など。
(左)
長谷川義史
1961年大阪府藤井寺市に生まれる。幼い頃から図画工作が大好きで大人になったら絵を描く人になりたいと思い育つ。22歳、徒弟制デザイン事務所に丁稚で潜り込む。24歳、プレイガイドジャーナルに初めてイラストを描く仕事も貰う、ワンカット500円。絵を描くことは諦めず続け、南河内万歳一座のチラシの絵が編集者の目に止まり2000年「おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん」で絵本デビュー。以後絵本創作に取り組む。すきな食べ物桃。
A5変形の190Pの本になります。児童書をイメージして、カバー無しの上製本。表面に少しざらざらしたPPを貼ることで、耐久性と懐かしさを演出しています。
本文に時折あらわれる長谷川義史さんの絵。本文も、普通の書籍に比べて少しだけ文字の大きさを大きくし、行間も読みやすさを最優先にデザインしています。真っ白な紙ではなく、ほんのりクリーム色の紙を使用しています。
巻末には長谷川義史さんの「三崎スケッチ」が収録。全25点のスケッチは、見ているだけで三崎に来ているよう。
花布は空と海の色を、スピンは夕暮れの三崎をイメージして。
「みさきっちょ」は長野県を拠点とする藤原印刷から生まれました。担当の藤原章次さんと何度もやりとりを重ね、美しいけど親しみやすい本が出来上がりました。大満足の仕上がりです。
アタシ社オフィシャルECサイトと三崎堂書店では、5/21より先行発売開始。
いしいしんじサイン本、全国でここだけ先行発売。
京急三崎口駅から京急バスに乗って15分。三崎港バス停下車、徒歩1分の商店街の中に三崎堂書店はあります。
100冊限定のいしいしんじさんのサイン本。
なんと、1冊ずつ絵柄が違うのです!!
三崎堂書店 (アタシ社 本と屯向かい)
神奈川県三浦市三崎3-2-16
tel. 046-881-4736
日曜定休
大阪 北加賀屋で開催される「KITAKAGAYA FLEA」にアタシ社として出店します。
いしいしんじさんも会場にいらして、サイン即売会も実施します。
土曜日は14時〜18時まで、日曜日は昼前から13時すぎまで、いしいさんいらっしゃいます。
大阪でいしいさんと会いましょう!!